こんにちは!
今回はアメリカで妊娠して初診までの流れをまとめたいと思います。
夫の海外赴任で帯同としてのお話しになります。州・病院・加入保険によって異なると思いますので参考程度に見て頂けたら嬉しいです^^
産婦人科
早い方だと4週目(2ヶ月)に妊娠が発覚すると思います。
まず、行うことは産婦人科選びです。加入している保険によって自分の行きたい産婦人科が対象か調べる必要があります。対象外の産婦人科で受診すると保険が適応されず高額な請求が来るので事前に必ず確認してください。
駐在員が多い地域だと対象の産婦人科が同じ場合が多いので周りの方の情報を聞くのもありです。経験者の話はとても参考になります。日本人が多い地域だと日本人ドクターが居たりする場合もあります。
病院が決まったら予約の電話をします。
日本では妊娠が発覚した時点で産婦人科に行きますが、アメリカでは8週目(3ヶ月)頃にならないと初診を受けることができません。(それより早いと胚のうが確認できないため)
なので、予約の電話をするときに最終月経日を伝える必要があります。もし、生理不順や最終月経日が分からない場合は予約時に伝えましょう。
予約の電話は繋がらない場合や予約が埋まっていることもあるので妊娠が発覚した時点でしていいと思います。
ちなみにわたしが決めた産婦人科は車で30分程の場所にある大学病院で電話で日本語通訳可能。出産までの検診は車で20分程の場所にある系列されている日本人向けのクリニック。ここは日本人ドクターやナースが居ます。
わたしが予約した産婦人科では予約の電話をした翌日にナースから電話が掛かってきて1時間程、下記について話しました。
- 今後の受診について
- 初診までに出血してしまった場合
- 保険でカバーできるものについて(血圧計・搾乳機・葉酸)
- 妊娠中に服用していい薬について
- 妊娠中の吐き気(悪阻)について
- 車のシートベルトについて
- 安全な魚の食べ方について
- 食べていい食品について
- 心のケアについて
かなりの時間話していたので少し疲れてしまいましたが丁寧に話してくれました。
こちらのクリニックでは毎月の検診を8回ある検診の内、3回をバーチャル(ビデオ電話)にすることが可能と言われました。その場合は血圧計の準備が必要で加入保険によっては無料でもらえることができるみたいです。
また、搾乳機についても加入保険によって無料でもらえるので保険会社に問い合わせてみてください。
葉酸サプリ(Prenatal)については妊娠前から市販のものを飲んでましたが、無料で処方でき葉酸だけでなく必要なビタミンなども含まれているとのことだったので薬局でもらい飲んでくださいとのことでした。
しかし、この処方された葉酸が合わなくて悪阻のときは飲んだらすぐ戻してしまいました。(合わない人もいるのでその場合は今まで飲んでたものを飲めばいいとのことでした。)
私が飲んでいる葉酸サプリはNature Madeです。
かなり大きめのサプリで飲みづらいですが慣れてしまえばコスパがいいのでオススメです。
慣れていたわたしでも悪阻中はこれでも飲みづらかったのでSmarty Pantsを摂取してました。
こちらはグミタイプなので噛んで食べればいいので悪阻中にはオススメです。
他の項目については別記事で詳しくまとめたいと思います。
初診について
いよいよ初診日です。
わたしは6週目から悪阻が始まっていたので夫と一緒に受診しました。日本だとコロナ対策もありますが妊婦だけの受診が多いですが、アメリカでは夫婦で受診するのが一般的?みたいです。
初診日までにポータルサイトで個人情報や持病などの問診票に回答しておく必要がありました。
初診で行ったことは
- 体重測定
- 血圧測定
- 問診
- 超音波検査(ウルトラサウンド)
- 尿検査
悪阻が始まってたのでこの時点で体重が3kgほど落ちていたので吐き気止めを処方されました。日本では食べれないと入院・点滴になりますが、アメリカでは簡単に吐き気止めを処方してくれます。
吐き気止めも種類があり1回目に処方してくれたのは効果なく(むしろ余計気持ち悪くなる)、2回目処方してくれたのが下の上で溶かすタイプだったので飲みやすく吐き気も少し治まりました。
超音波検査(ウルトラサウンド)
ついに、赤ちゃんと初対面!!
この頃の赤ちゃんはまだ豆粒くらいの大きさでしたが、やっと妊娠していることを実感しました。
大きさで出産予定日の確認を行います。
日本と大きく異なる点はエコーの回数です。基礎疾患などでない限りは基本的に出産までのエコーは2-3回です。日本だと検診の度にエコーをしてもらいますがアメリカでは貴重な1回です。そもそも検診も8回だけなので病院に行く回数が少ないというメリットもありますが、心配になりやすいというデメリットもあります。
ちなみにわたしの受診してる病院では
- 1回目…8w頃(初診)胚のう確認
- 2回目…18w頃 詳細検査
- 3回目…36w頃 逆子確認
計3回のエコーでした。病院によって異なるので気になる方は始めに回数の確認をしておくといいかもしれません。
血液検査
わたしの受診してる病院では血液検査は別の場所で行います。
翌日に指定の場所に行き血液検査を行いました。妊婦だけでなく血液検査をする人が予約なしで集まるのでかなりの時間待ちました。
検査内容は
- 貧血の有無
- 血液型(RH型を含む)と抗体検査
- 風疹抗体検査
- 梅毒検査
- B型肝炎検査
- ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
わたしは持病の血液検査とおたふくかぜや水疱瘡などの抗体検査も含まれていたので10本ほど採取されました。悪阻中で体力落ちている方も多いと思うので水分を持参することをオススメします。
結果はすぐにポータルサイトで確認できました。大きな病院だとポータルサイトで予約確認・キャンセル・検査結果・ドクターとの連絡・医療費の支払いなどを行うことができます。
母子手帳について
アメリカでは母子手帳がありません。
しかし、病院によっては購入することが可能です。わたしの受診している病院では$15でした。また、領事館に問い合わせると無料で貰うことができます。
母子手帳を手に入れても現地ドクターによっては書いてくれないこともあるみたいですが、日本に帰国した時は必要になるので手に入れておくのがオススメです。
まとめ
わたしが初診はこんな感じでした。
リアルな話になりますが今回掛かった費用は初診代$4.76/血液検査代$2.72でした。これは加入保険によってかなり変わると思うのでご参考程度にしてください。
次回は出生前検査についてまとめたいと思います!!